logo
ゼロから始める「舟券予想」2020年07月28日
「競艇のルールは分かったけれど、実際どうやって舟券予想をするの?」「舟券予想の記事はたくさんあるけど、まず何から手を付ければいいの?」
本記事では、そんな悩みを持つ方のために今日から出来る舟券予想をテーマにお話していきます。細かいことは後回しにして、まずはこれだけ頭に入れておけばOKという基準で「舟券予想の基礎知識」をご紹介していきます。
 
Image

■買うべき舟券の種類

Image

 「舟券予想」をする上で、最初に“どの種類の舟券を買うべきなのか”と悩みますよね。ベテラン予想家の多くは3連単を軸に買っていますが、自分もそれに合わせるべきなのか、はたまた最初は単勝や2連単などから攻めていくべきか。ここでは、これらのポイントを踏まえ、「複勝、単勝」「2連複、2連単」「3連複、3連単」の3つのパートに分けて解説していきます。
 
・複勝、単勝
 結論から言うと、複勝と単勝は買うべきではないです。“買ってはいけない”と言ってもいいでしょう。理由を簡単に言うと、決して儲からないからです。


<ちょっと深堀り>
「なぜ複勝と単勝は儲からないのか」
複勝、単勝は非常に当たりやすいですが、人気が無く買う人がほとんどいないため、1レース当たりおおよそですが100票程度しか売れません。では、買う人が少ないとどうなるのか?配当金は売上総額の75%を当たり舟券の投票数で割って決まる(この計算式で配当金が100円を下回った場合は“元払い“といって100円は確保されます)ので、当たったとしても配当金が非常に少なくなるというわけです。レースの単勝オッズを見てもらえればお分かりいただけますが、非常に低い数字となっています。当たる確率が1/6であったとしても、かける気にはそもそもならないでしょう。
 
・2連複、2連単
2連複、2連単は初心者の方に最もおすすめの舟券です。理由は単純で、配当金もそれなりに期待でき、3連複(単)よりも当てやすいからです。また、配当金は投票数で決まるので、必ずしも2連複より2連単の方がオッズが高くなるとは限りません(例えば1-2が来た場合、2連単450円、2連複550円だったというレースが稀にあります)。そのため、2連単、2連複両方のオッズを見比べてよりお得になる方を買うという方法もあります(締め切り直前にオッズが大きく変わる場合もあるため注意)。
 
・3連複、3連単
 特に3連単は配当金が一番高く、ファンの間でも圧倒的な人気を誇る舟券です。しかし初心者の方にとってはなかなかの大敵です。なぜなら、3連単は1着を固定しても20点買わなければ全通りをカバーできません。つまり最低でも20倍以上の配当金が付かないと元が取れないということです。当然、点数を絞ることなどで対策はできますが、最初のうちはどの艇を削ればいいのかが非常に難しいです。2着3着は特に運の要素が大きく、ベテラン予想家でも困難と言われているくらいです。そして、外した艇がよりによって来た日には夜も眠れません・・・。とはいっても、3連単は魅力的で夢のある舟券には変わりありません。2連複(単)に慣れてきたら、積極的に狙っていくのはありです!
 
<結論>
舟券攻略になれるまでは2連複(単)で慣らしていき、最終的には3連単で勝負!です。
 
■2連複(単)の舟券攻略

Image

「2連複、2連単をおすすめする理由は分かったけど、実際どうやって組み合わせを考えれば良いの?」こんな疑問が出てきますよね。

ここでは、初心者の方に向けた攻略の注目ポイントをまとめました。
・インになり得る艇を狙う
インとは最内の艇(1コース)を指します。単純に考えて、インが最も短い距離を走る事になるので、有利なのは言うまでもいないでしょう。逆に言うと他の5艇は外側に行くほど不利に(走行距離が長く)なります。また、外側の艇は内側の艇を抜かない限り先頭に立てませんし、外の艇ほど抜かなければならない艇の数も増えていきます。競艇をすでに始めた方ならご存知かもしれませんが、インが1着を取る確率は全国平均で50%以上あります。このように、インというのは常に“予想の中心”となり、注目せざるを得ません。
よって最初のうちは、まずインになるのはどの艇かを考えます。圧倒的に1号艇になることが多いですが、展示をしっかりと見て前付けなどが起こりそうかチェックしましょう。

※前付けとは、待機行動でコース取りの攻防の際、外枠の艇が大きく回り込んでほかの艇の前につけ、インコースを取ろうとする戦法。
 
・2着は幅広く買う
2連複、2連単はいずれも1着と2着を当てる舟券です。しかし、結局の所1着になり得る艇を考えれば大丈夫です。最初のうちから無理に2着の艇を予想しようとすると、様々な知識や情報が必要となり、一気に予想が難しくなってしまうからです。これでは予想を楽しむ前に嫌いになってしまいかねません。2着の予想はプロの予想家でも非常に難しいと言われています。そのため、2着は全通りで押さえるか、明らかに来なそうな艇を外すくらいにしておくのが無難です。
 
<ちょっと深堀り>
「なぜ2着の予想がそんなに難しいのか?」
トップを走る艇は、基本静かな水面の上を走るためモーターの力がそのまま前進力となりますが、2着以降の艇は前を走る艇が残した「引き波」と呼ばれる波の上を走ることになります。そのため、モーターの前進力がそがれてしまい、先を行く艇を抜く事が非常に難しいのです。しかし、2着以降の艇はほぼ同じ波の条件となるため、レーサーの力量や展開次第で入れ替わる事が良く起こります。
もちろん他にも様々な要素がありますので、今後記事にしていければと思います。
 
■2連複(単)購入時の注意点

Image

「じゃあ、インの艇を軸に2連複(単)を全通りで流せばいいのか!」となりそうですが、もちろん注意点があります。それは「インが負けることを想定する」ということ。勝率が5割を超えるインですが、裏を返せば半分近くは1着ではないということ。ここでは、インが負けるポイントを3パターン解説していきます!
・まくられパターン
 インが負けるケースで最も多いのが、外からのまくりが決まる場合です。まくりを決めるにはスタートがインの艇より早い必要があります(0.15秒早いと1艇身の差が付く)。また、スタートがインの艇より早いほどまくりやすくもなります。特にインのスタートが出遅れてしまうと、このパターンに陥りやすくなります(インはスタートラインまでの助走距離が短く、スピード調節の時間も僅かなのでスタートが難しいと言われています)。

実際に「インの艇は逃げ切れるか」や「どういった艇がまくってきそうか」というポイントについては、予想紙に記載されている進入コース回数やコース別勝率で各々のレーサーが「インが得意」か「まくりが得意」かを見極めるか、平均STなどを見てスタートの得意不得意を判断していきましょう。
 
・前付けされたパターン
インが得意なレーサーが1号艇ではない艇の場合、前づけしてくるケースも当然あります。ルール上、禁止ではありませんが展示航走とは違うコースになるのでレーサーとファンから反感を買います。そのため、決勝戦などの勝負所でしか見ることはあまりありません。
ちなみに、決勝戦前のレーサーインタビューで「本番は動いてみるつもり」というコメントが出ることがありますが、これは「前付けをするぞ」という宣言なのです。前もって宣言しておけば他のレーサーやファンも、そのつもりでレースに臨んでくれるので反感を買わずに済むという訳です。
 
・風がイン向きでないパターン
競艇では必須の確認事項ですが、「当日の風がインに不利な事がある」ということを念頭に入れておくと良いです。具体的な風の影響に関しては、風速や風向、各競艇場の環境などによる違いがありますので、詳細は各競艇場にてチェックしましょう!ちなみに、当日既に行われたレースの結果を見て「インが勝っているか」「外の艇の勝ちが多いのか」といった点でも判断することが出来ます。インが勝っていればインをメイン、インがあまり勝っていない時はまくりも考慮する、といった具合です。
 
まとめ

Image

初心者の競艇予想は「1着を予想することに徹する」、これが全てです。そしてインの艇が1着を取る確率は50%以上と非常に高いことから「インの艇が1着を取れそうか」をまず考えます。予想紙のレーサーランク、平均スタート、得意コースを見てインの艇が一着を取れそうなら「イン逃げ狙い」怪しければ「まくり狙い」と、最初はシンプルな予想から始めてみましょう!