賞金、部品交換
賞金
よく見ると4着~6着は0円となっていまずが、完走すれば”完走手当”が支給されることになっています(もちろん、3着以上の選手にも支給されます)。手当といっても、一般戦の予選クラスでは1~3万円程度です。※一般戦・・・SG~G3までの格付けをされないレース。出場レーサーに制限はない。
プロのレーサーたるもの、やはり上位に入ってこそ稼げるということですね。
部品交換
モーターやボートの部品を交換した際に記載されます。とは言っても、交換することが決まるのはレース直前のため、新聞には記載されません。
当サイトには記載されるため、必ずチェックしておきましょう。
ここで特に注目なのが「シリンダーケース、クランクシャフト、電気一式」を交換している場合です。シリンダーケース、クランクシャフトは、モーターの中でも最も重要な整備項目となります。これらは普段あまり交換されることのない、もっと言えば出来れば交換したくない部分です。つまり、交換するということはかなりモーターの性能が落ちていることが予想されます。また、仮に交換したとしても、良くなる可能性は非常に低い(性能は変わらない場合が多い)とも言われています。
電気一式に関しては、転覆等があった際に交換する部分となります。前者同様、モーターの性能自体が落ちている可能性が高いです。
部品交換に関しては奥が深いため、最初のうちはこのポイントだけ押さえておきましょう!
直近3場の戦績
ここでは、1つをピックアップ(青枠部分)してご説明します。
132322431①➌・・・蒲郡での各レースの順位です。左から1着、3着、2着・・・となり、白丸(〇)は準優勝戦での順位(ここでは1着)、黒丸(●)は優勝戦での順位(ここでは3着)となります。
つまりこの選手は、「この節において総合3位となった」ということが分かります。
①準優勝戦では2着以内に入らなければ、優勝戦には出場出来ません。そのため、準優勝戦で3位~6位(白丸(〇)の順位が3~6)の場合、次のレースは優勝戦ではなく、特別選抜(惜しくも優勝戦を逃した選手同士が戦うレース)という別のレースに出場します。
②Fと書かれているものは、フライングをした際に書かれます。フライングをしてしまうと、そのレースはもちろん、同節のその後のレースが出場停止となります。
エンジン、最高タイム、展示タイム
エンジン番号(エンジン=モーターのことです)
エンジンには、それぞれ全てに番号がついています。※前日検査にて抽選が行われ、対外的にも発表されます
エンジンによって調子が様々なため、どのエンジンを使うのかもレース結果に大きく左右します。何番のエンジンが調子がいい(超抜エンジンという)か事前に調べておきましょう!
当サイトの出走表ページのモーター複勝率の欄をチェック!
このモーター複勝率の数値は、そのエンジン(モーター)を使用した際、2着以内に入った確率を示しています。つまり、この数値が高いほどエンジンの調子が良いというわけです。
この複勝率が40%を超えていれば、調子の良いエンジンといって良いでしょう。中には50%を超える非常に調子の良いエンジンもあります。これがいわゆる超抜エンジンと言えるでしょう。
※ただし、あくまでもエンジンがその選手に渡る前の実績値であり、当該選手がどのように整備するかで良くも悪くもなります。良いと思われているモーターは変わるとなれば悪い方にしか変わらないと考えることもできるので、安易に勝率だけで良し悪しを決めつけることはやめておきましょう。
最高タイム
そのエンジンが使われた際のベストタイムが書かれています。当然、タイムが早いほうが良いのですが、使った選手、展開、場など様々な要素によって変わるため、ここは参考程度に見るといいでしょう。
展示タイム
展示タイムは、レースの直前に行われる展示航走で行われるため、新聞には記載されません。展示タイムを舟券予想に取り入れる場合は、この空欄に自身で記載しましょう!
勝度数
過去1年間のモーター成績(着順毎の入着数と優勝戦出場回数、優勝回数、複勝率)
1着19回、2着22回、3着20回、4~6着74回、優勝戦の出場回数2回、優勝回数1回、複勝率30%となります。
複勝率30%の出し方:(19+22) ÷ (19+22+20+74) = 30.37 (%) ≒30 (%)
1~2着の回数をトータルの出走数で割れば算出出来ます。
前操者
該当モーターを前回使った選手の情報(氏名、級別、体重)と戦績が記載されています。
気配というのは、簡単に言えば「調子」のようなものです。この場合は、モーターの調子が印(〇、△、×等)で表されます。
数字は着順を表しており、【446462】と書いてある場合はそのモーターを使って【4着4着6着4着6着2着】となったと分かります。
このデータと照らし合わせながら、モーターの調子を判断するのが良いでしょう。
(例)B級レーサーで、このモーターを使った節に限って戦績が良い場合、モーターの調子も良い可能性が高い
左側が1レース目、右側が2レース目(前日1レースのみの選手は左側のみに記載される)
”660”と書かれている場合は”6秒60”という意味です。
展示タイム・・・周回展示の2周目バックストレッチ側での直線150mを計ったタイムのことを指します。
周回展示・・・本番レース前にファンへ旋回や直線の走りを見せるために周回(2周)すること
バックストレッチ・・・競走水面の中で、2つのターンマークを軸にして正面スタンドの反対側のこと
今節の成績
新聞には今回成績と書かれていますが、言い換えれば”今節の成績”ということですね。
「5レース」「❶」とは、初日の第5レースで1着になった、という意味です。
「52.6」とは、そのレースでのタイムが2分52秒6であったということ。2(分)が省略されているということですね。もし、「00.9」のように書かれている場合は、3分00分9ということです。この場合のみ3(分)が省略されています。
「板」とは、安定板のこと。このレースで安定板を使用したことが分かります。
4文字で書かれているのは短評です。「2M巧旋」「前追うも」「1M接触」など様々あります。4文字で意味を理解するのは最初は難しいですが、用語を覚えていくうちに分かってきますので、安心してください。
※安定板とは、悪天候や波が高いときに装着される板(モーターの下に取り付ける)のことで、ボートの安定を図るのが最大の目的。
「0」とは、チルトの角度のこと。このレースでチルトを0°にしたことが分かります。
※チルトとは、ボートにモーターを取り付ける角度のこと。取り付け角度が小さいほど出足が強くなり、逆に角度が大きくなるほど伸びが良くなるといわれている。レース場によって使える角度に違いはあるが、おおむね「-0.5度、0度、0.5度、1.0度、1.5度、2度、3度」となっている。現在のチルトの主流は「-0.5度」となっている。
ボーダー
準優勝戦に出場するためのボーダーラインが記載されています。
※ボーダーの算出方法に関しては、少し複雑なため別の機会にご説明いたします
一番注目してほしいのは、”❷❶以上”と書かれている箇所です。
これは、次のレースで2着、1着となれば準優勝戦出場のボーダーラインを超えるという意味です。※仮に次のレースで3着となってしまえばボーダーラインを下回ってしまい、準優勝戦を逃してしまうということ
この場合、選手は”是が非でも2着以内に入りたいと考えているはず”と想像することができます。このように、ボーダーによってもレース展開が変わるため、舟券予想の要素としても重要になってきます。
また、”圏外”となっている選手は、次に1着をとったとしても準優勝戦には出場することは出来ません。そのため、モチベーションとしては前者の選手よりは低いと考えられます(もちろん、一概に必ずしもそうとは限りませんが)。
ボート
モーターだけでなく、ボートも前日検査で抽選が行われ、決定します。
モーターもさることながら、どのボートに乗るかもレースをするうえで重要になってきます。
ここでは、そのボートを使ってレースをした選手の戦績を見ることができます。ただ、競艇初心者の場合は、ここまでチェックするのは非常に大変なので、やるとしてもモーターを見るまでで良いと思います。
余裕が出てきたら、ボートの状態や前回成績などのチェックができるといいですね。
早見
早見表では、2回出走する選手が、そのレース以外にどのレースの何枠で出場するかを確認できます。また、1回のみ出場する選手は「本日一回」と記載されます(若しくは記載なし)。
レーサーコメント
ポジティブな内容だけでなく、(エンジンの調子が良くないなどの)ネガティブなことも話していることもあり、舟券予想の参考になります。最初はお気に入りの選手を見つけ、その選手のコメントなどを参考にしてみるのもいいかもしれないですね!
まとめ
前半、後半あわせると長い道のりでしたが、いかがでしたでしょうか?新聞(出走表)の読み方が、かなり分かってきたのではないかと思います。実際に新聞をレース場で購入し、新聞片手にレースを観戦してみると、より使い方が分かってきますよ。
しかし新聞が読めるようになるのは、あくまでもスタートラインです。ここから、舟券で勝つための知識や経験を徐々に増やしていき、競艇をもっともっと楽しみましょう!