選手が節の途中で競艇場から帰ること。「即日帰郷」「即刻帰郷」「途中帰郷」の種類がある。
「即日帰郷」とは、選手に課せられるペナルティの一種で、その日のレースが終了したら強制的に帰郷させられること(翌日以降の斡旋が決まったレースも出走停止)。通常のスタート事故などの斡旋停止処分は、すでに斡旋が決まっているレースまでは予定通り出走してから処分を受ける流れとなる。なお、1日に2レース出走予定だった場合で1レース目に即日帰郷が課せられた場合、その日の2レース目は予定通り出走できる。
即日帰郷になるケース・・・前日検査での遅刻や不合格、同一節で2回のスタート事故、0.05秒以上のフライング、同一節に失格や違反を3回行う
「即刻帰郷」とは、極めて悪質な違反、褒賞懲戒審議会に諮られる違反、重大な整備規程違反、管理規程違反などがあった場合に適用される「即日帰郷」よりさらに重いペナルティ。代表的な事例はフライングに気付かずにレースを続けた場合。ほかにも、レース期間中に寝泊まりする宿舎に携帯電話を持ち込んだり、特定の記者だけに有利な情報を提供するなど、公正なレースを妨げる行為などが対象。明確なルールや基準がなく、褒賞懲戒審議会で即日帰郷では不十分な重大な責任があると判断されると即刻帰郷となる。
「途中帰郷」とは、体調不良や身内の不幸など選手の希望によって帰郷するもの。一部では、判別級期間の終盤で一定の勝率をクリアした選手が、確実に目標の階級(ランク)に昇格する目的で斡旋辞退や途中帰郷をするケースもある。